展開deviationから軸馬deviationへブラッシュUP!

    2015年08月

    相当量の降雨で現在、芝は稍重・ダートは重という馬場状態。
    今開催初の渋った馬場で、芝は様子見が賢明かと。

    【小倉11R】 TVQ杯

    元々軽いダートが雨の影響でかなり速い時計が要求される状況。
    1000万条件とはいえ、1分43秒台前半をこなすスピードがないと太刀打ちできないか。

    サクセスブロッケンの全弟という血統背景があり、前走好時計勝ちのサクセスグローリー。
    小倉適性的にも問題なく先行有利な状況もプラスですが、単騎逃げができなければ脆さも露呈するタイプ。
    そう言う意味では外枠が欲しかったはずで、意外に単勝の入りの甘い点も気になるところ。

    ハナに拘わるタイプでもないディアブルーダーは、内を見ながらレースできる展開的な利もある。
    ダート実績では遜色なく見えるものの、勝ち負けをしてきた相手が何れも1000万頭打ちな成績は気になるところ。
    スピードが要求される状況でのアドバンテージはないだけに、壁ひとつ乗り越える状況ではある。

    ダート替わりで見直したいのはアメリ。重賞戦線で活躍しているダノンレジェンドと勝ち負けしたのが1400m戦。
    要スピードの馬場なら大いに強調できるところ。今回の鞍上強化も魅力十分。

    他に見直しが必要なのは響灘特別で先行したエーシンエポナとマッシヴヒーロー。
    特に前者は、1年ぶりとなった前走からの叩き2戦目なら上積みも大きいだろう。

    このレースが1年ぶりとなるメイショウパワーズは、好メンバーのここでは些か厳しいか。

    ◎⑧ アメリ
    ○② サクセスグローリー
    ▲⑬ ディアブルーダー
    注⑤ エーシンエポナ
    △③ マッシヴヒーロー
    △⑩ ダイナミックウオー


    【小倉12R】 3歳500万

    現時点で単勝6倍台の1番人気、10番人気までが単勝10倍台と混戦の様相。
    馬体では一枚上のスマートエビデンスの詰めの甘さという弱点がバレバレのためか。

    前走、そのスマートの後塵を排したサカジロヴィクラスとニホンピロヘイラーが渾身の仕上げでここへ。 
    1200mで10秒台の時計のないエンジェヌーやハニードントに比べ、時計の裏付けがあるというのは優位。

    時計的な問題のないギャラクシーエクスは大外枠をどうこなすか、だけだが。

    ◎⑨ サカジロヴィグラス
    ○④ ニホンピロヘイラー
    ▲⑭ ギャラクシーエクス
    注① スマートエビデンス
    △⑫ エンジェヌー
    △⑩ ハニードント

    明日の芝は良に回復するでしょう。今日で幾分かは変化するはずで、明日は外差しの台頭を考えつつ・・・。

    さて、本日分までは検討済ですが来週は時間が許すかどうか・・・

    【小倉8R】 3歳500万

    展開から推したいラインシュナイダーを中心に。指数的な逆転候補として降級馬ヴィッセンを。
    時計的にはクリアできそうなローザズカレッジは展開を壊しに行けるか?

    ◎⑩ ラインシュナイダー
    ○⑨ヴィッセン
    ☆⑦ローザズカレッジ


    【小倉9R】 筑後川特別

    結局、レッドアルティスタでした的な結果だろうが一筋縄でいかないのが芝の中距離。
    シゲルヤブサメが展開を握るなら、ハコ内で目標にできそうなブラックヤードから。

    ◎③ブラックヤード
    ○④シゲルヤブサメ
    ▲⑥レッドアルティスタ


    【小倉10R】 西部日刊スポーツ杯

    サウスターマンと再ブリンカー装着のメイショウワコンが逃げる展開に、モズライジンが捲りを打つ流れ。
    他にもミキノノボリリュウやタガノスマイルが先行争いを演じるなら、狙いは差し追い込み勢。

    展開的に恵まれそうなメモリーシャルマン・パフュームボムに加え距離延長のジョディーズロマンまで。

    ○⑫ メモリーシャルマン
    ○⑩ パフュームボム
    ○⑦ ジョディーズロマン


    【小倉11R】 博多S

    この夏、小倉を席巻している松岡勢は何れも仕上げに余念がないと感じるほど、仕上げを施している。
    ハンデ戦でもあり、仕上げ甘いサンライズタイセイに喧嘩を売ってみたい。

    狙いはユキノサムライ。コース適性+距離短縮、良馬場なら頭まで。

    ◎⑧ ユキノサムライ


    【小倉12R】 3歳500万

    馬場の悪化はスローにしても、ここでの狙いは差し馬を。外を回しては届く状況ではないというのは念頭に入れて。
    人気となっても、まずは伊万里特別の2~3着馬が差し届くというところを。

    ゼンノイザナギのオッズの入り方には十分にケアをして。

    ◎⑪ キネオリュウセイ
    ○③ ハイマウンテン
    ★⑫ ゼンノイザナギ

    以上。



    お盆休みで時間もあったので久々に時間を費やしての予想。
    まぁ、半分でも当たればソコソコの回収が望めるかと・・・

    ベースは傾向を踏まえてのもので、パドックなどで修正しつつ戦うという感じで。

    【小倉9R】 フェニックス賞

    少頭数で隊列も落ち着く展開であれば、紛れはあまり想定に入れなくてもよいのでは。
    各馬の過去のパドックから推察しても、メンバーレベルは知れたもの。
    馬体的な適性から、ここはオフクヒメが有力かと。中京2歳S組からは前々で攻めたタガノミルキーも一考。

    ◎③ オフクヒメ
    ○④ コウエイテンマ
    ▲① タガノミルキー
    注② マイネルボード
    △⑦ タイセイパルサー

    【小倉10R】 宮崎特別

    このメンバーなら重賞経験のあるリアルヴィーナスを、という程度でしか推せない混戦模様。
    他路線組にもチャンスはあるはずで、波乱の目もあって積極的には手を出しづらいレース。

    ◎⑭リアルヴィーナス
    ▲⑨デンコウヒノマル
    △⑪ニホンピロディール
    △⑧プルメリアスター
    ▽①・⑤・⑥・⑩

    【小倉11R】 阿蘇ステークス

    軽いダート適性を考慮すれば、ランウェイワルツの前走の再現を有力視するべき。
    穴で狙うなら、軽斤のサウンドアドバイスのスピードに期待。
    逆に、スタミナ寄りのクラージュドールは軽視できるはず。

    ◎①ランウェイワルツ
    ○⑤サウンドアドバイス
    ▲⑥キクノソル

    【小倉12R】 3歳500万下

    人気でもここは降級馬・パドルウィールが中心。
    ミッキーオリビエは調教の動きは抜群も、馬体的にスピードを要求される状況ではピンと来ず。
    他の降級馬も推せる程でもなく、3歳馬を中心に相手探しの一戦。

    ◎②パドルウィール
    ▲③リッチガール
    注⑥グラーネ
    △⑨.・⑤・⑩

    【札幌10R】 コスモス賞

    ここは素材からもシャクンタラー中心で。大外弾かれた不利を受けての前走は、着差以上の強い内容だった。
    12秒台を6回刻んだ初戦のラップも、札幌1800mにピッタリはまる。
    グローリーミストも見応えのある新馬戦を制したが、体型的に鈍足感は否めずあくまで抑え評価。
    道営勢からは、前走の函館2歳Sが明らかに距離不足だったラプレシオーサの巻き返しに期待。

    ◎⑧シャクンタラー
    ○③クロコスミア
    ▲①ラプレシオーサ
    注⑥マイネルサグラ
    △⑨グローリーミスト

    小倉中心で戦える目処が立てば、新潟は高みの見物で・・・

    無題


    【芝1200m】

    500万で1分8秒程度が基準時計。
    テンが速くなる条件戦以上では、差し馬有利の展開になりがち。

    腰が甘くても立ち廻れれば良し。トモ流れが顕著だったり、柔軟性に欠けたタイプは×
    直飛で実直なピッチ走法は馬場が荒れない現状では、馬券的に不要。
    骨太でダートっぽいタイプは要小倉好走歴。後肢の稼働域の広さにも注目。
    脚長タイプは見栄えのいい馬体より、骨が細く腰高のスピードタイプを。

    どの条件にも共通して言えるのは、格下でも明らかにここ目標に仕上げた馬。
    ハリ・毛ヅヤよりも身体のキレ、動きに注視。


    【ダート1700m】


    レース数が多い割に、均一な傾向にはならない条件。
    これには、ペース・展開が様々なためだろう。

    軽いダートで、500万スローでも45秒そこそこ、ハイペースなら44秒台も頻発。

    スピードが必要なため、上位条件を戦ってきた降級馬や成長力ある3歳馬が中心。
    柔軟さは必須条件で、腰が甘くても背中のブレが少なければOK。
    背腰の甘さがあっても、脚の長さ+トモ量でカバー出来るが前肢の出の硬い馬は×
    穴は小倉好走歴ありの馬だが、先行しての好走歴・要はスピード対応できた馬。
    もうひとつの穴馬のキモは距離延長。スピード負けしないので、体型的な条件合致なら。

    施行の多いこの2条件を中心に。


    【芝中距離】
     
    500万で、1800m47秒台・2000mは2分を切る速い時計が出る状況。
    雨も少なく、馬場も固くなってきているだろうことから芝の劣化は考えずとも。

    芝が絶好の状態でも逃げ有利ではなく、かといって上がり1位の馬が勝ちきれない。

    コース形態からかラップに緩みが出ることが少なく、ハイペース経験が活きる。
    スローのタメキレ得意な、ディープ産駒などが得意とする状況にはならないので要注意。
    サンデー系でもややスタミナにベクトルが傾く、ステイゴールドやダンスインザダーク産駒に注目。
    コース適性的にも、阪神・中山での好走歴が活きるケースが多い。
    スピードは必要でも距離延長短縮。これは要スタミナ展開になるケースが頻発するのが要因か。


    【ダート1000m】

    近年、コロコロと傾向が変わる条件。
    これは「ダートの軽さ」から引き起こされたもの、と云って間違いない。

    脚長でトモ量のある、バクシンオー産駒やボストンハーバー産駒が席巻していたのは過去の話。
    以前、通用していた福島ダート1150m先行履歴も、今や役に立たないデータ。
    展開が厳しくなっても「出して行く」ことは必須で、下級条件施行なため差しはほぼ効かない。
    特に、(想像の域を出ないが)スタンド前直線の砂圧は内の方が厚く最内枠は力差を考慮すべき。

    何れにしても、パドック・体型的適性にとらわれ過ぎないこと。過去歴にこそあるヒントも多いと認識。
    残り4週あるんで、これをベースに考えればプラス収支で終われるでしょ。

    とまとめてはみたものの、回収率を支えているのは「障害戦」だったりする開催2週終了時の今・・・(笑)。

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